三井住友銀行がAmazon Alexaスキルに対応。残高照会には「パスコード」が必要なシステム

三井住友銀行

三井住友銀行は、個人向けインターネットバンキング「SMBCダイレクト」を「Amazon Alexa」に対応させるとアナウンスしたようです。

AlexaでSMBCダイレクト

AlexaでSMBCダイレクトを使用するには、SMBCダイレクトを契約しており、Alexa対応端末を所有している必要があります。提供される照会機能は、残高照会と直近5件の入出金明細照会のみです。利用料は無料。

残高を確認するには、Alexaに「アレクサ、三井住友銀行の残高は?」と話しかけます。すると、Alexaがパスコードを求めてくるので、三井住友銀行スキルのパスコードを話せば、現在の口座残高を教えてくれるという。

三井

注意してほしいのは、パスコードは口座の暗証番号でもインターネットバンキングのログインで使用する番号でもない、Alexa端末で使用する専用の番号ということです。この番号は数字4桁で自分で設定できますが、声で伝えることになるので他のパスワードとの共有は絶対に辞めたほうが良いと思います。

使用するには連携が必要

何も設定しないで三井住友銀行のAlexaスキルが使用できるわけではありません。AlexaアプリなどでAlexaスキル「三井住友銀行スキル」を選択すると、インターネットバンキングSMBCダイレクトに飛ばされるのでログインします。

そこから、利用規約に同意し、三井住友銀行スキルのパスコードを設定すると連携完了となります。

パスコードのセキュリティ

他人が勝手にアクセスしないようにパスコードというシステムを実装したのでしょうが、何故数字4桁なのでしょうか。数字4桁では、他のパスワードや暗証番号と同じにする人も少なくないはずです。それを声に出して利用するのは、安全とは言えません。

それに、数字4桁というのは4つの単語です。「いち、にー、さん、しー」と声に出して言うには長すぎます。何故、合言葉にしなかったのか疑問です。

他に銀行関連のAlexaスキルは、住信SBIネット銀行・じぶん銀行・みずほ銀行などが発表しているみたいです。

関連記事
検索
デジカテライフとは?

デジカテライフは、主にデジタル・IT関連のニュースや情報を掲載するサイトです。ネットで話題のニュースや気になるニュースなども紹介します。デジタルやインターネットテクノロジーを取り入れた日常生活をしていきましょう。